30坪の家完成見学会:9月27日(土)・28日(日)

暮らしと共につくり上げ、変化していく住まい

計算し尽くされた「シンプル」の魅力を体感

余分なものをそぎ落とすことで本質的な美しさが際立つ、長年愛されるプロダクトデザインのような住まい―。そんな1軒を、アトリエ建築家とともにつくり上げていく「R+house(アールプラスハウス)」。紫波町に新たに完成した住まいが、9月27日(土)・28日(日)に公開されます。

全国から最適な建築家をマッチング

今回紹介する住まいのオーナーは、20代後半のご夫婦。R+houseのモデルハウスを訪れ、そのデザインとコンセプトに共鳴し、家づくりのパートナーをR+houseに決めました。
奥さまは、スクラップブックを自作するほどのインテリア好き。そんなふたりの理想は、「素材感をいかした、かっこかわいい家」。木やアイアン、コンクリート、ガラスなど、それぞれの素材が本来持つ「質感」をいかしつつ、大好きなインテリアが引き立つようなすっきりとした住まいでした。
そんな施主の要望や好みをヒアリングし、R+houseが全国の「アトリエ建築家」のなかから最適な建築家をマッチング。今回の設計は、施主とも年齢の近い、横浜市在住の30代の建築家・木内浩司さんが手掛けました。
施主と建築家が同じ「価値観」を共有することから始まるR+houseの家づくり。
それも、R+houseで家を建てた人の満足感が高い理由のひとつなのかもしれません。

すっきりとした空間のなかで際立つ異素材の組み合わせ

完成したのは、外観・内装ともにクリーンな白を基調とした長方形の住まい。
1階は、水回りとLDK。壁を極力設けず、ほぼワンフロアとして使用しています。
玄関からLDKに入ると、南面の吹き抜けに設けた大開口へと一直線に抜けていく視線。手前に通常の天井高のダイニング、その奥に吹き抜けのリビングスペースを配することで明暗のコントラストが生まれ、よりいっそう、窓から注ぐ自然光の心地よさと開放感が際立ちます。
床は、奥さまたっての希望の、白木(ナラ)の無垢材を使用したヘリンボーンフロア。
美しい木目がリズミカルに連なる組み木の床は、どこか懐かしくかわいらしさも感じさせます。
そんなLDKでひときわ目を引くのが、コンクリートブロックを積み上げたパーテーション。
ざらりとしたコンクリートの質感が、シンプルな空間のなかで存在感を放ちます。
パーテーションの向こうにあるのは、掃き出し窓から直接出入りできる土間スペース。
こちらは、スノーボードを楽しむ夫婦の趣味のコーナーとして活用される予定。壁面には収納とディスプレイを兼ねたオープン棚も造作され、「生活」と「趣味」を機能的に、なおかつインテリアのアクセントとしてもリンクさせた技ありのプランです。
マットな黒板塗装を施したキッチンカウンター、ヘアライン加工されたステンレスのシンク、階段のアイアン手すり、吹き抜けに吊るしたアルミのペンダントライト…。質感の異なる異素材の組み合わせも見どころです。

一方の壁面をすべて収納スペースとして活用した斬新なプランニング

大開口からの自然光を遮ることのない、スケルトン階段を上った2階。そこではさらに驚きのプランニングを見ることができます。
長方形の住まいの長辺をいっぱいに使った長い廊下。その右側の壁面は、なんとすべて収納。洋服、布団、蔵書、季節用品…、それぞれの用途に応じた大容量の収納スペースをここに集約。
扉を閉めれば、そこにあるのはすっきりとした白い壁面です。
廊下をはさんで左側には、主寝室と子ども部屋。ドアツードアの位置に収納があるので、こちらはすべて居住スペースとして利用。30坪というコンパクトな建坪を最大限に活用した斬新な設計です。

変化していくライフスタイルを柔軟に受け止めるデザイン

一見すると、ごくごくシンプルなこちらの住まい。しかしその根底にあるのは、「家は暮らしの受け皿」というR+houseの美学です。
家族が暮らし、時を重ねるなかで変化していくライフスタイルや好み。その変化を柔軟に受け止め、引き立てる、普遍的な美しさを備えたデザイン。住まいだけで完結するのではなく、家族と共につくり上げていく家の姿をそこに見ることができます。

R+house 完成見学会

開催日時/9月27日(土)・28日(日)
場所/紫波町平沢

R+house盛岡南

盛岡市向中野5丁目31-8
TEL 019-681-0091
http://www.r-plus-housem21.com

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上記内容は投函禁止を明確な意思表示により行った住居及び邸宅への投函禁止要請を無視した投函物からの転載や引用を含みます。

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